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妊娠中の水分補給と脱水症について [健康や運動に関すること]

妊娠中の水分補給と脱水症について

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毎年夏になると、、
連日の猛暑で熱中症とみられる症状で
搬送される人が相次いでいます。

特にここ数年は暑さが厳しくなり、
水分補給の重要性が
ますます高くなっています。

そんな中、夏場でなくても
脱水症に注意しなければならない人がいます。

それは、
妊婦さんと高齢者の方たちです。

妊婦さんと高齢者の方たちは、
どちらも通年で脱水症に注意が必要ですが、
それぞれ脱水症になってしまう原因が違うので、
対策は分けて考える必要があります。

高齢者の脱水症は、
理学療法士としての仕事柄、
かかわることも多いのですが、
妊婦さんの脱水症に関しても、
3人の子供が既にいる我が家でも
他人事ではありません。

4人目の予定は、
とりあえずありませんが、
子育て世代として妊婦さんに関することは、
身近な問題として考えたいと思います。

ということで今回は、
妊娠時の体の状況によって、
脱水症に陥りやすくなる妊婦さんについて、
その原因と対策について調べてみます。





 ■原因① ホルモンバランスの変化

 ■原因② つわり

 ■妊娠中に脱水症状が起こるとどうなるか?

 ■妊婦さんの水分補給の注意点

 ■できれば飲まないほうが良い、妊娠中の飲み物

 ■まとめ





妊婦さんは水分が不足しがちになりやすく、
油断しているといつの間にか、
脱水症状に陥っていることがあるので、
要注意です。

本人が注意することも重要ですが、
パートナーや親族、友人が気にかけて、
普段と様子が違わないかなど、
確認することや水分摂取を促すことも重要です。

さて妊娠中の脱水の原因は、
大きく分けて2つあります。



 ■原因① ホルモンバランスの変化

妊婦さんは普段よりも体温が上昇しやすくなり、
浮腫みやすくもなります。

また、妊娠中に汗をかきやすくなるのも、
ホルモンの影響によるところが多いそうです。

さて、そのホルモンについてですが、
女性の身体にはエストロゲンとプロゲステロンという、
ホルモンが生理周期に応じて増減させながら、
分泌されています。

ところが、
妊娠するとプロゲステロンが
大量に分泌されるようになります。

プロゲステロンは、
基礎体温を上昇させたり、
乳腺の発達を促したり子宮内の環境を良くして、
胎盤の発達を促したり子宮の収縮を抑制して、
流産のリスクを軽減する作用もあります。

そんな重要なホルモンですが、
プロゲステロンが活発に分泌されることで、
エストロゲンの分泌量と差が出てしまい、
その影響でホルモンバランスが崩れ、
脱水症をはじめとした様々な影響が、
身体にも精神にも出てくるようです。





 ■原因② つわり

妊娠5ヶ月ごろまでに起こる、
長期間持続するつわりは、
水分摂取量の減少を引き起こし、
脱水の原因になります。

つわりの症状は、
人によって苦しさ、しんどさにも
差があるとは思いますが、
つわりのあるときには、
何も口にしたくないという声も
よく耳にします。

人によっては、
味のないものなら大丈夫、
という場合もあるようですが、
我が家の場合は水すら口に含むのも
しんどい時期があったようです。



 ■妊娠中に脱水症状が起こるとどうなるか?

妊娠中に脱水症状が進行すると、
羊水の量が減少します。

羊水は赤ちゃんの健やかな生育には、
必要不可欠なものなので、
羊水の不足は赤ちゃんの健康状態にも
影響を与えます。

また、一般的に脱水症状になると、
血液がドロドロになったり
便秘になったりもします。

血液がドロドロになると、
血栓ができたり妊娠高血圧症になって
心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高まります。

まれな例ではありますが、
妊娠中の脳梗塞により脳死状態となり、
帝王切開で出産ということもあるそうです。

妊娠高血圧症によって、
出産前に早期入院する必要が
出てくることもあります。

上記すべての原因が脱水とは言えませんが、
水分不足が原因のひとつとなっていることは
疑いようがありません。

血液中の水分が不足すると、
必要な栄養が必要なところに
届きにくくなることもあり、
それは母体の健康や、
赤ちゃんの健康や生育にも
影響を及ぼすことがあります。


普段でも脱水の引き起こすリスクは
多大なものがありますが、
妊娠中はさらにリスクが高まるということなので、
水分補給には気をつかい、
少しでもリスク軽減を図る必要がありそうです。



 ■妊婦さんの水分補給の注意点

妊婦さんの水分補給では、
麦茶や水(軟水)が推奨されています。

麦茶は発汗で失われやすい、
ミネラルを効率的に補給できますし、
カフェインも含まれていないため、
安心して水分補給に利用できます。

水に関しては、
硬水だと腎臓に負担がかかることがあるため、
軟水の方が安心して飲むことができます。

また嗜好品としての水分補給の候補は、
生姜湯やルイボスティ、タンポポ茶、
炭酸水、乳製品が推奨されています。

人それぞれ好みが合ったり、
つわりの状況によっては飲みやすいものと、
飲みにくいものがあるでしょうから、
常飲できるものと上手く組み合わせると、
水分補給の幅が広がりますし、
ストレス軽減にも繋がるかと思います。


 ■できれば飲まないほうが良い、妊娠中の飲み物

妊娠中は食事から生活全般と、
何かと制限を受けやすいものですが、
特に食事に関しては気をつけないと、
赤ちゃんに影響が出てしまいます。

水分補給の際に制限のある飲み物は、
アルコールやタンニンの入った飲み物、
カフェイン入りの飲み物、ハーブティーの一部、
などが挙げられます。

アルコールやカフェインに関しては、
広く一般的に知られるようにはなってきましたが、
油断は禁物です。

妊婦の方がアルコールを摂取すると、
赤ちゃんの発育遅延、
脳の発育不十分などの症状が出てくる、
胎児性アルコール症候群
となってしまうことがあります。


緑茶などに含まれるタンニン(カテキン)は、
葉酸の働きを阻害するといわれており、
コーヒーや紅茶などに含まれるカフェインは、
死産を促進する作用があると言われています。

だから、
いくら好きだからといっても、
コーヒーや紅茶、緑茶などの
カフェインの強い飲み物は飲み過ぎないように
注意しましょう。

またハーブティーの中には、
子宮の収縮を促す作用のある成分を
含んでいる場合もあるので、
うっかり摂取してしまわないように、
食品表示等にも注意を払う必要があります。







 ■まとめ

気温が高くなり、暑く感じるようになると、
汗をかく量も増え、
脱水症状がより進行します。

ただでさえ、
妊娠中は脱水症状が進みやすいので、
暑い時期はより注意が必要です。

また熱い時期以外でも、
意外と汗をかいてしまったりして、
思わぬ時期に脱水症状を引き起こすこともあります。

普段からこまめに水分補給に気を配り、
余分なリスクは避けるようにしてください。


水分補給に気を配るあまりに、
あまり飲まない方がいいものを飲んで
水分摂取してしまうこともあるかもしれません。

少しの量なら大きな影響はないかもしれませんが、
常飲したりすると
多大な影響が出てくるかもしれません。

妊娠中は自分の体だけでなく、
赤ちゃんの健康にも気を配る必要があります。

気を配りすぎて
ストレスが溜まってもいけませんよね?

絶対禁忌の飲み物は、
それほど多くないので、
気分転換に少しコーヒーなどを飲んだりするのは、
大丈夫だと思います。

それでも心配なときは、
ノンカフェインやカフェインレスのコーヒーなども
最近は増えています。

大手チェーンのカフェでも
提供してくれているところもあります。

積極的に情報収集し、
周囲の妊婦さんとも情報共有しながら、
妊婦生活をストレスフリーで過ごせることを
切に願っています。


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コメント 2

johncomeback

ご訪問&nice ありがとうございます。
僕の甥(妻の弟の次男)も理学療法士で横浜で働いています。
by johncomeback (2018-11-01 21:44) 

wajifudou0123

johncomebackさん、訪問&niceをありがとうございます。
理学療法士は、まだまだ絶対数が少なくて知名度も低いので、こうして仲間が見つかるのは嬉しいです。設備投資も大していらず、費用対効果の高い治療だと思うので、もっと認知度が高まると良いんですけどね。なかなか現実は難しいです。
by wajifudou0123 (2018-11-03 22:36) 

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