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「体温上げて万病予防」は、間違った発想かもしれない [疑問に思って調べたこと]

「体温上げて万病予防」は、間違った発想かもしれない

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「体を温めて免疫力を上げれば、万病を予防できる」

そんな健康法を耳にしたこと
ありませんか?

現代に生きる人は
普段の体温(平熱)が昔に比べて低く、
体を高めれば、免疫力も上がるはず、
というような考え方が
広く一般化しているように感じますが、
この話は本当に正しいのでしょうか?

疑問に感じたのは私だけでしょうか?

今まで疑問に感じていなかった人も、
この記事をきっかけにして、
考えてみてください。










まず、共通の基本認識として、
体温の正しい測り方について
整理しておこうと思います。

測り方がバラバラでは、
比較をしてもその意味が
無くなってしまいますから。

口の中や肛門で測る方法もありますが、
普段はワキの下で測ることが
多いと思います。

まず体温計の先端をワキの下の
中央の辺りに挿し込み、
腕でしっかり押さえて
決められた時間で測ります。

入浴や食事、運動の直後は避け、
なるべく体を安静にし、
ワキの下の汗を拭いておくことも大切です。

昔からある水銀式体温計では、
5~10分かけないと正しい値が得られず、
現代の生活ではあまり現実的とは
言えなくなってきています。

逆に最近売り出されている、
予測式の電子体温計は、
測定時間こそ短いので便利ですが、
測定時間が短いほど
測定精度は劣る気がします。

これは私の個人的感想ですが、
以前、耳たぶで測る
体温計を試したことがありましたが、
精度が悪すぎて、
まったく使い物になりませんでした。

最近の予測式電子体温計での
測定時間すら待てない子供には
耳たぶで測るタイプが
使い勝手がいいのかもしれませんが、
きちんと図れていないのであれば、
そもそも体温計としての実用性が
無いことになります。




欧米人は日本人より平熱が高い?

このような注意点を考慮した上で、
体調が万全なときに測った体温が
いわゆる「平熱」です。

日本人の平熱がどれくらいなのかについては、
実はあまり信頼できるデータが
見つけられませんでした。

1957年に発表された少し古いデータによれば、
多くの人が36.9±0.3℃の間に
入るのだそうです。

「現代人は昔より平熱が低くなっている」
「欧米人は日本人より0.7℃くらい高いから、
 冬でも薄着で大丈夫」
などという説もありますが、
根拠となるデータを併せて
見かけたことがないので
真偽のほども定かでありません。


あくまでなんとなく、
感覚的に36℃台を下回る人が
増えてきたということではないでしょうか。





それでは次に、
「平熱は自分の努力で
 上げたり下げたりできるものなのか」
について考えてみましょう。


たとえば、
食事の内容で体温が上がったり
下がったりすることはありえます。

体を温める漢方薬や食品は確かにありますが、
ただ公表されているデータによれば、
いずれも短時間の効果しか認められておらず、
平熱まで上げる効果があるかどうかは不明です。

また、基礎代謝が増えれば、
全身の筋肉量も増えることになるので、
平熱も上がるのではないかと思います。

人間の体温は、
筋肉によって生み出される割合が多いと
聞いたことがあります。





それでは、
何らかの方法で平熱を上げることが
できたとしましょう。


そこで次に考えるべきは、
「平熱が高い人のほうが免疫力も高いのか」
という点です。

これは結構重要な着目点だと思います。

そもそも
「体温を上げることが万病予防につながる」
という発想の原点にもなりうることだからです。


確かに、風邪をひいたときなどには、
体を温かくしていたほうが
症状も早く治るような気がします。

でもそれは、
体内の免疫反応の結果、
体温が上がっているだけで、
体力の消耗を少しでも減らせる
ということではないでしょうか?


また高齢になるほど平熱が低くなり、
かつ肺炎などの病気にかかりやすく
重症化しやすくなるのも事実です。

しかしこれらのことは
複合的な要因によって起こる結果であり、
平熱が低いことが風邪や肺炎の
直接的原因になっているとは考えるのは
ちょっと短絡的過ぎると思います。


その明確な関連がはっきりとしていないのです。










最適な免疫力が、すでに備わっている?


そもそも論として、実は
「免疫力」を正しく測る方法は
まだ存在しません。

今、巷で免疫力を高める、
と言っているものは、
数値化された免疫力を高めるのではなく、
感覚的になんとなく免疫力が高くなった
と感じられるようになる
という事です。

「血液中のリンパ球を測る検査法」を
提唱している人たちもいますが、
免疫システムは非常に複雑で、
簡単な血液検査だけで測れるようなものでは、
決してないのです。


客観的に測る方法がなければ、
「免疫力が上がった」とか
「下がった」とかは
言えません。



つまり、この類の健康法には
科学的根拠が示されておらず、
正しいとも、間違っているとも
現状では言えない
ということになります。

私たちの体の免疫システムは、
生命を維持するために
必要不可欠なものです。

もしこのシステムが働いていなければ、
ちょっと風邪をひいたり、
ケガをしたりするだけで
たちまち命を落としてしまうことに
なりかねません。

人間は過去、悠久の時間をかけて、
この複雑な免疫システムを
体内に作り上げてきました。

だからこそ人類は、
絶えることなく
現代に命をつないでいるわけです。

であるなら、われわれの体には、
地球環境に合わせた最適な免疫力が、
すでに備わっていると考えるべきです。

今の環境が合わなくなれば、
進化という方法で、
自然と適合していくのでは
ないでしょうか。

むしろ人によっては、
その免疫力が高くなりすぎて、
花粉症などのアレルギー反応や
自己免疫疾患を引き起こしている
とも言われています。

こうした点を考慮すると、
免疫力とは
「人間が簡単には死なずに済む仕掛け」
というくらいに捉えるのが
いいのかもしれません。

「免疫力アップ」などの言葉に
振り回されることなく、
自然に逆らわない生き方をすることこそを
大切にしてみてはいかがでしょうか。

何事も程々が一番、
適材適所で何とかなるものです。


あくまで都市伝説や民間療法の類として捉え、
過信は禁物です。


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